*ちぇりーダーリン*

「カナキ。
付き合って、それから
いつ花嫁になるの??」


家に帰ってきて
早々リョーヘイに聞かれた。


今日はリョーヘイとは、一緒には帰らなかった。


先に帰っていたリョーヘイは、あたしを待つべく玄関に座っていた。


それはもー。
仔犬のように。


忠犬リョーヘイですよ。


「んー??そうだね。
お互いのことがよくわかってからだね。
生涯をずっとこの人と暮らして行きたいって思ったりとか。」

恋愛未経験のくせに
あたしは
得意げにペラペラと。


あたしは部屋に向かって
歩きながら話す。


その後をリョーヘイはついてくる。


その姿すら愛くるしいっ!