リョーヘイの笑顔って、ほんとに可愛い。


あたしなんかに、花嫁って…いいの??


って…ちがう!!


リョーヘイは宇宙人。
リョーヘイは宇宙人。


あたしは、
自分に暗示をかける。


そうじゃないと、こっちがハマリそうなんだもん。


「カナキ。手、貸して。」


あたしの自己暗示中に、リョーヘイはあたしの手を握った。


「なに??」


ちょっと…照れるじゃない。


一応、意識しちゃうわけだし。


「ついたよ。」


は??