あー。


先生の催促の声が聞こえるー。

えっと…えっと…。


「x=3。」


え?


後ろから聞こえてきた助言を信じて答えた。


「あ…x=…3??」


「よし。正解!!次、行くぞー!」


ふぅ~、なんとか難を逃れたぁ~。


あたしは後ろを振り返った。