学校へ来たら1番にココが声をかけてくれた。


「カナ、大丈夫?」


「うん、大丈夫」


本当はあんまり寝てなくて、頭がぼーっとしてカラダがだるい。


あたしは席について顔を埋める。


眠い、すぐに寝てしまいそう。

「カナ、久世くんのことだけど、放課後、―――に来てだって」


え??


机に顔を埋めたまま話を聞いてびっくりした。


一瞬で目が覚めた。


キリヤがあたしを
呼び出した場所――。