もしもの話……


「そうか……。

あなたはどこからきたのですか?」

「わたしは……」

海です――
と答えようとしたけれど、
途中で止めました。

「わかりません」

すると、王子様は困った顔をしました。

「それなら……、
僕の城へおいで」