「おい、ケン。ちょっとこっちにこい」 一匹の狼に呼ばれているケンという者、それがボク。 「ナンですか?ギンさん」 ギンさんとはボクを呼んだ狼。 大神町の狼リーダーです。 ボクはおずおずギンさんに近づく。 「早く来いやごら」 …ギンさんの呼び出しは絶対悪い話。ボクは学んだ。なので、早く行かない。 そう思っているうちにギンさんからボクに近づいた様子。正直ギンさんは怖い。 「ギンさん、呼び出し内容はナンですか?」 初めに問いかけたはずだけど聞こえてなかったようなのでもう一度言った。