……水無月くん。
告白するあの瞬間までは、いつだってこんなふうに笑顔で明るい、そんなイメージだった。
だけど、あんなに冷たい言葉を吐くんだって知ってしまったら、もう前と同じ気持ちで彼を見るなんて無理だ。
「去年は甘味処だったんでしょ?じゃあ今年は普通のカフェでよくない?」
早速出たそんな意見に、茶髪くんが「普通ってなに?」とごく自然に言った。
……案外鋭いところ、あるんだ。
「洋菓子中心ってこと?ケーキとか、クッキーとか?」
すかさず水無月くんが、フォローするように言った。
すると、提案した女子が嬉しそうに頷く。
「そうそう」


