ギュっと握られた手。 腕の中の未來。 温かい廉也の言葉。 さっきまで躊躇っていたのが嘘のように、足は自然と前へ進む。 「「「廉さん!おはようございます!!」」」 今日は平日だというのに、それなりに倉庫は賑やかで… 龍嵐みんなの単位は大丈夫なのか不安になる。 「はよ。」 「あ……ぉはよ、ございます?」 小さく挨拶を返せば、倉庫内は一気に静まった。 「美愛さんが」 「喋った?!」 「声可愛い。」 「照れ屋?!」 一気に私を見つめ、口々に感想を述べていくみんな。