総長からの「愛してる」Ⅱ




「ありえねぇ。」



「??」




美愛のせいじゃねえが、この状況でそれを聞くか。




呟いた俺の体は自然と動いていた。



不思議そうな顔をする美愛に近付き、その体を押し倒し……



唇を重ねる。





「美愛……」



名前を呼べば、美愛はゆっくりと目を瞑る。



美愛を堪能しながら、頭の中は欲に染まっていく。




押し倒された美愛の体。


押し倒している俺。



掴んだ柔らかくて肌触りのいい腕。


唇から伝わる熱。




「っ!!」




俺の汚い欲でクラクラする頭を、無理矢理理性で押しとどめる。



同時に、自分の男としての情けない部分を知った。