その時、美愛が起き上がった音が耳に入り、未來を連れてベッドに向かう。 「美愛。起きたか?」 「…………(コクコク)」 俺を見つけると、安心したのかフニャっと笑い、俺の鼓動が速くなる。 「だーーっ」 美愛のそばのベッドに未來を乗せてやると、お得意のハイハイで美愛に向かっていく。 「………(よしよし)」 美愛の腕に収まると、母親だからか、俺の時とも海斗の時も違う柔らかい表情をする。 「?」 美愛は突然何に気がついたのか、起き上がって辺りを見回す。 『海斗はもう帰ったの?』