「仕方ねえ。俺も心当たりと旭に言われた所に聞いてくる。」
俺は美愛の側を出来るだけ離れるわけにはいかない。
悪いが、ここは旭と海斗に任せる。
「なんか掴めたら、俺にも連絡入れろ。」
「わかってるって。」
海斗は立ち上がると、ベッドの方に歩いて行った。
そのまま寝ている美愛を覗き込むと、右手を伸ばし触れようとする。
「海斗。」
「………わかってるって。」
触る前に抑えると、海斗は俺を振り返った。
その目は、海斗が今まで俺に見せたことのない挑戦的な目。
「想うのは自由だろ?」
「………俺が迷惑だ。」

