海斗の方を見れば、まだ電話しているらしい。
というよりも、何か上手くいっていないみてぇだが。
「だから、そこをなんとかしろって……はあっ?!人手が足りねえってどういうことだよ」
何かトラブルってわけでもなさそうだな。
それならさっきの電話で昴が何か言ってくるはずだ。
「未來。」
海斗の膝の上で大人しく座っている未來を呼ぶ。
未來は俺を見るなり、幼い顔に満面の笑みを浮かべて俺のところにハイハイしてくる。
「うーっだあ」
まだちゃんとした言葉を喋れねぇが、一生懸命に話してくる姿に癒される。
「お腹すいてねえか?」
「うりゅ??」

