その言葉に、一瞬で心が救われた。 俺は、自分を殺せない自分が憎かった。 だから、復讐のために生きることで言い訳をしてきた。 けど、俺には廉の言う通り『生きる勇気』があったんだ。 この世に生きていることの絶望を知っているはずなのに、生きることを選べた。 「お前は何も悪くねぇよ。」 立ち尽くす俺の肩を、廉は軽く叩いた。 「お前の後片付けは任せろ。 仲間の責任をとるのは、俺だけでいい。」 俺をまだ仲間だと呼んでくれた。 ……きっと、廉には一生敵わない。 「昴、美愛を頼んだ。」