「感動の再会はそこまででいいよね。」
気配はしていたが、あえて無視していた。
「……九識敦。…………殺してやる。」
その姿を見ただけで、血が沸騰し、怒りで理性が飛びそうになる。
こいつだけは、何があっても美愛に見せない。
「殺す?できるわけないじゃん。
俺は、そうも簡単に倒せねぇんだよね。」
「物理的に殺すわけじゃねぇ。
社会的にお前を抹殺する。」
「……は?」
俺の言葉があまりにも意外だったのか、九識敦は見下した表情をやめて、眉をひそめた。
「この1年。お前が黒幕だと知った鳳凰が、何も手を打たなかったと思うか?」
俺は言葉とともに、九識敦を睨みつける。

