総長からの「愛してる」Ⅱ






「感動の再会はそこまででいいよね。」



気配はしていたが、あえて無視していた。





「……九識敦。…………殺してやる。」




その姿を見ただけで、血が沸騰し、怒りで理性が飛びそうになる。



こいつだけは、何があっても美愛に見せない。




「殺す?できるわけないじゃん。

俺は、そうも簡単に倒せねぇんだよね。」



「物理的に殺すわけじゃねぇ。
社会的にお前を抹殺する。」



「……は?」




俺の言葉があまりにも意外だったのか、九識敦は見下した表情をやめて、眉をひそめた。




「この1年。お前が黒幕だと知った鳳凰が、何も手を打たなかったと思うか?」



俺は言葉とともに、九識敦を睨みつける。