総長からの「愛してる」Ⅱ




グッ



気付いたら、首に九識敦の手が当てられていた。




「前の時もそう言って、死ねなかったじゃん。

ていうか、この状況で死ぬ手段なんかない。


それとも、俺に殺してほしい?」




ーーーなんて、ひどい奴。



私が死ねないことも、そもそも何も出来ないことも全部わかってるんだ。



グググッと徐々に首を絞められる。




呼吸が徐々に苦しくなる。




「先に言っとくと、お前が死んだら、お前の守りたいものも消すけど、かまわないんだよな?」



その言葉で思い浮かぶのは、未來のこと。




「なっ…、なにを……」



「知ってんだよ。
アイに子どもがいることも、それがあいつの子どもなのも。」