総長からの「愛してる」Ⅱ




「着てないの?」



「…………着てなくもない。」




奏は更に私を問い詰める。



せっかく視界から外したというのに、わざわざ私の正面に回ってくる。




「廉也から水着になるなとか言われた?」



「それは多分言われてない、と思う。」




甘い言葉の数々は、ついさっき浴びせられたけど、水着になるなとまでは言われてなかった。





「きっと廉也喜ぶと思うんだけどな〜。


好きな女の水着姿なんて、男なら誰でも嬉しいと思うんだけどな〜。」




挑発のようなセリフ。



でも、恋愛初心者の私にとっては聞き捨てならない言葉。




「ほ、本当……?」