「ね、美愛。」 視線を廉也から奏に移せば、視界に入ってきたのはいたずらっ子のような瞳。 ……嫌な予感しかしない。 「水着、見せて。」 …………。 私は黙って180度回転し、奏を視界から消す。 「絶っっっっ対に嫌。」 断固拒否。 水着なんて恥ずかしい。 下着のようなものだと思えば楽なんだろうけど、全然そう思えない。 そもそも、そういう最中だと、下着姿なんて一瞬だし、それ以上な思いが働くから平気なだけで。 水着なんて、あんな露出で何時間もいるんでしょ?! 無理。 絶対に無理。