「あいつは、俺とは違う。 根本的に悪に染まったやつだ。 最初から卑怯なやり方でくる。」 当時の鳳凰の総長である、天瀬來叶を殺した男。 しかも、他人の手を使って。 美愛を苦しめた、張本人。 「鳳凰が美愛の居場所を掴めたってことは、きっとソイツも見つけるだろう。 あいつがいる限り、美愛は恐怖の中でしか生きられない。 絶対、守れよ。」 憎しみの瞳と懇願の声。 俺に美愛を託したてことは、きっと認められたってことだろう。 自分がここまで愛した女を人に預ける勇気。 ……こいつ、本当にすげぇよ。