「お前ら、行け。」
その言葉を合図に、鳳凰は再び龍嵐に襲いかかる。
最も勝つことを望んでいたはずの、悠を含めた、4人の7代目幹部を残して。
それは、あまりにも予想外な展開。
自分たちの心の闇が、モヤモヤと消えそうなのに。
後輩である彼らの暴走は続く。
みんなが望んでくれた、私の幸せは……もう手の中にあるのに。
私たち7代目に、戦う理由などないと、吉良が気付かせてくれたのに。
「一体、どーすりゃいいんだあ?!」
疾風の悲痛な表情が見える。
もう、万策出し切った吉良は、晃くんの拳がヤバイところに入ったらしく、立ち上がれないでいる。

