総長からの「愛してる」Ⅱ




「お前ら、行け。」





その言葉を合図に、鳳凰は再び龍嵐に襲いかかる。




最も勝つことを望んでいたはずの、悠を含めた、4人の7代目幹部を残して。




それは、あまりにも予想外な展開。




自分たちの心の闇が、モヤモヤと消えそうなのに。



後輩である彼らの暴走は続く。




みんなが望んでくれた、私の幸せは……もう手の中にあるのに。




私たち7代目に、戦う理由などないと、吉良が気付かせてくれたのに。





「一体、どーすりゃいいんだあ?!」



疾風の悲痛な表情が見える。



もう、万策出し切った吉良は、晃くんの拳がヤバイところに入ったらしく、立ち上がれないでいる。