「翔太もバカな疾風も、薄々気付いてたはずだよな。
美愛の本当の幸せがどこにあるかってことくらい、わかってただろ!!
俺たちの願いは、美愛の幸せを見守ることだろーが。
美愛を俺たちの側に置いとく事じゃねーだろーが!!」
吉良は叫んだ。
仲間のために、気付かないフリをしなければいけない間違いがある。
だが、正すという一歩をたった一人だけ踏み出した。
だから、今、こんなに強い。
間違いを正す勇気を、一人だけで持つ覚悟をしたから。
みんなを、悠を、このどうしようもない悲しみの迷宮から救うために。
ーーーーーガッ!!!

