総長からの「愛してる」Ⅱ




「翔太もバカな疾風も、薄々気付いてたはずだよな。



美愛の本当の幸せがどこにあるかってことくらい、わかってただろ!!




俺たちの願いは、美愛の幸せを見守ることだろーが。



美愛を俺たちの側に置いとく事じゃねーだろーが!!」




吉良は叫んだ。



仲間のために、気付かないフリをしなければいけない間違いがある。



だが、正すという一歩をたった一人だけ踏み出した。




だから、今、こんなに強い。




間違いを正す勇気を、一人だけで持つ覚悟をしたから。




みんなを、悠を、このどうしようもない悲しみの迷宮から救うために。






ーーーーーガッ!!!