ドンッ 床のコンクリが目前にせまるものの、次の攻撃をされる前に飛んで避ける。 「思ったより、手間がかかるな。」 どんな計算をしていたか知らねえが、鳥遊悠希の言葉に俺は、ニヤリとしながら返事をした。 「龍嵐特攻隊長、甘く見んな。」 俺の声に、反応しつつも、興味がないのか鳥遊悠希は何も言わない。 だが、代わりに、拳が襲ってきた。 ギリギリで避けながらも、肋骨のせいで体が言うことを聞かねぇ。 「……………。」 無表情な鳥遊悠希を目の前に見つつ、俺はタイミング良く跳んで、距離を掴む。