幼なじみのツンデレ王子っ!

あたしはミニスカートの端を手でつまんだ。



「足出しすぎ」



と一言で終わった。



まあ短足見せられても嬉しくないだろうけど。



「お前さー、絶叫系乗れたっけ?」



「えっ!う、ううん…」



あたしは素直に否定した。



すると浩太はニヤッとした。



「だよな」



「な、なによ……」



「いや、何でもない」



浩太は二カッと笑って



「ほら、いこーぜ!置いてかれるぞ」



って言ってあたしの手を掴んだ。



保健室の時とは違って優しくてとても温かかった。