「優愛何ぼーっとしてたのよ、もしかしてまた浩太くんみてたの〜?」



みさがそういうと、さっき浩太のことで騒いでいた女子が睨んできたような気がした。



「あはは…んなわけないじゃん…」



「またまたぁ〜まっいいや!あのね〜…」



みさがしゃべりだす。



グラウンドみると浩太がベンチに戻るところだった。



あたしはふっと目線をそらした。