そして、“あの”部屋こと私たちの会議室?みたいな場所に着いた。




実はこの会議室、外に音が漏れないように地下にある。

あ、もちろん店の方も防音の壁なんだよ?




でも、徹底的に情報を守りたいからわざわざここに部屋を作ったらしい。






まぁ、そんな説明は置いといて私の指定席になりつつあるふわふわのソファーに座る。


いやー。マジふわふわだからね!?

このソファー座ったら他のソファーじゃ居心地悪くかんじちゃうし。




そして、仁も千春もそれぞれお気に入りのところに座る。


うん。なんか自由なだね。

今思えば、もしかしてこのメンバーって自由人の集まり!?






「ねーねー。私等って全員自由人だよね。」




「は?どーした急に。
お前絶対この部屋でわざわざ聞くことじゃねーだろ。馬鹿なのか?いや馬鹿か。」




はぁ!?仁のやつ!




「仁にだけは馬鹿って言われたくなかったー!!」




「いいや。お前の方が馬鹿だ。

俺しってんだよ。お前が俺の代わりにトイレ掃除しようと思ったのか知らねーが“混ぜるな危険”って書いたやつを混ぜちまってひかると和樹に対処してもらったことをなぁ!」





「なんで仁がしってんだよ!いいじゃんか私にもたまには掃除ぐらいさせてよ!」