___慌ただしく時が過ぎもう学園祭がやってきた。 あぁー。早いねー。 ……ここ最近、 “イロイロ”忙しくて学校来れて無かったから学園祭の準備なんて一切していない。 ま、いいか。どーせ裏方なんだし。 「ねぇー。菜綺ぃー。背中のファスナーあげてくれない〜?」 佐々木優奈が私の近くに近づいてくる。 「いいよぉ〜。」 そして、ばっちりいつもの通りに化粧した私が返事をする。