まぁ、仁が濁した言葉は気になるけど色々聞きたいことがあるから我慢しとくかー。




「ねぇー。あんたらすぐ言い合いになるの直しなよ。」





嫌味なくらい長い足を組みながら、千春がこっちを見ている。



……うん。やっぱり千春の圧力ってすごいね。






「で、仁。今日の後始末と取り引き相手、どうだったワケ?」





「あー。取り引き相手はおっかないやつだったぜ。いきなり、どこからか黒ずくめのおっさんらが湧いてきて殺しにかかってきて………。」









ーーーそれから、私たちは情報交換をしあいそれが一通り終わったところで、“あの”話しを切り出してみた。