「“麗菜”様と蘭蝶の皆さまがお見えになられたわぁー!」



「おはようございますっ!“麗菜”様!」



『えぇ、おはよう。』



「キャァーーー!!!!」



皆に微笑む彼女はまるで……まるで天使のように美しかった。





「麗菜。」




それを遮るかのように低く甘い声が彼女を呼ぶ。




「どうしたの?」




彼女はコテンと首を傾げ彼を………、
そう蘭蝶6代目総長、龍崎 駿を見る。





すると、龍崎は彼女の耳元で何かを囁いた。



みるみるうちに、彼女の頬は真っ赤に染まっていく。





そんな彼女を意地悪そうにみた龍崎は、彼女と別れ男子練に姿を消した………。