…給食の時間。


「給食残す人!」


 私は給食を残した。


ほぼ全部。


7分後…


「も、もぅいらないぃぃぃ!!」


 私の給食はほぼ残っている。


「先生!残して良い?????」


 私は、一刻も早く給食を残したくて残したくて。


「えぇ~?!美月も残すのぉ??」


 私は拒否られない事を願った。


「もう、今日はケーキがあったでな...


 いいよ!」


 私の心は、その一言で軽くなった。


「はぁ~い♪」


 私は飛び跳ねる様に給食を戻しに行った。