…私は、メッセージを紙三枚分書いた。


いざ書こうとなると、今までの気持ちがどっと溢れる。


大きな事から些細な事まで。


~そういえば、ゆうちゃんは3年生の時、音楽の時間にいっぱい話しかけてくれたね。


何を言ってるかは分からなかったけど、嬉しかった。


ゆうちゃんは、私が怪我をしている時に、


「いたい?」


 と聞いてくれたね。


...私は、ゆうちゃんが亡くなったという事が信じられません。


それに、信じたくありません。


でも、ゆうちゃんには色々教わったんだと思います。


人の命の重さ。


大事さ。


ゆうちゃん、聞こえていますか?~


など、いっぱい。


そして私は、告別式での告辞も読むことになった。


私、淳一、菫が。