=潤斗 side=


玲子と出会ったのは今年の春。

顔もスタイルも、まぁまぁでどうでもいい女だった。

でも、隣の席っていうのもあるけど玲子とよく話すようになった。

話していくいちに、ドジな玲子、かわいい玲子、おもしろい玲子…いろんな玲子を知った。

それから仲良くなり、一緒に帰ったり遊んだりした。

最初は友達だった…いつも一緒にいる、ただの友達だった…

でも、玲子が事故に遭いそうにあったあの日。

あの時、俺は助けなきゃ。玲子を助けなきゃって思った。

そして玲子をとっさに抱き上げた。

無傷な玲子を見て正直ホッとした。

玲子の寝顔を見ながら、今まで一緒にいた日々を思い出していた。

なんか顔がにやけてくる。『あぁ俺、玲子のこと好きなんだ』って思った。

そして俺は玲子を遊び、いやデートに誘った。玲子も行く気満々だった。

でもそこにある人物が現れた。

りゅうとかいう、玲子の幼なじみ。玲子とりゅうが話してる。

なんかイライラして俺はいてもたってもいられなくなり、その場を逃げ出した。

あー、俺弱っ……かっこわるぅ↓↓