苺みるく

「あっ!ごめん潤斗、帰んなきゃ、ママが…」


言い終わる前に潤斗が…


「でもホント良かった。玲子をキャッチできて…」


って真剣な目で。

一瞬目が合ったけど恥ずかしくてそらした。

はぁ…ドキドキした。でも何であんな真剣な目で。

それに携帯の番号とアドレスも……


「ホントに、本当にあたしを心配したの?」


って思わず口が……どいしてくれんのぉ~↓↓


「うん。まぢで。ってか、言わせんじゃねぇーよ!!(笑)」


「あは、ごめーん。」


でも、潤斗の顔真っ赤。

本当に心配してくれたんだね。


「あっ!でも潤斗の部屋…男の子って感じぃー…」


よく見れば、灰皿に煙草!?(吸っていいの?)があって、雑誌は散らかってるし、汚い(笑)


「俺、片付けとか好きじゃないんだよな。」


んッ!?この女性用っぽいピアス誰のだろ???

「そっかぁ…あっ。家に帰らないと。」


「あぁー俺、送るよ。また事故ったら……な?(笑)」


「もう事故らないッッ!!!」


そして帰ってる途中に、りゅうからまたメールが。

こんな時にー。もうッ!!

「あッッ、ここでいいよ。」


「おう。わかった。今日メールするからー。」


「今日はありがとっ♪」


そして潤斗は帰って行った。