苺みるく

キキィ-!!!!


「危ないっ!!!!」


「はっ!?わっ!!!!」


潤斗の方に振り向いた時…あたしの体は宙にフワリと浮いて…それから…それから!?


「ん…んー…?」


「玲子起きた?大丈夫?」


大丈夫?って何があったの?……ってか、ここどこ!?


「えっ!!ねぇー。」


「んー?」


「ここどこ?で、あたしはどうなったの?」


「んー。ここは俺の部屋で…事件が起きた。その事件はね、玲子が悪くてよそ見した瞬間に、車がきて玲子が飛んで俺がキャッチした。」


と言いながら潤斗がケラケラと笑っている。

笑うところじゃないのにっ!


「じゃあ、あたし危なかったんだね?」


「そうそう。俺がお姫様抱っこしてあげたんだぞ。」


「えっ!?そうなの???なんか、悪いねぇ。」


「おう。ってか玲子、パンツ見えてる………」