〜水野るい〜

『桃ね、るいちゃんとかんちゃんだいすきー』
『僕も〜』
『るいも〜!』
『桃とるいちゃんと、かんちゃんずっと一緒だよ』
『『うん』』
それから僕達は、小さな小さな約束をした。
その日から、1ヶ月後…
『るいちゃん、かんちゃんごめんね』
『桃ちゃん元気でね』
『うん』
そう、桃は引っ越ししてしまった
その時、ぼくらはまだ幼稚園生だった。
引っ越す前に、僕達はまたまた約束をした。
『大きくなったら、3人で会おうね』
『『うん』』
そして、3人で子供用の指輪をこうかんしあった。

桃ちゃんがいなくなって、1年後…
僕達は、小学生になった。
それでも、桃ちゃんを忘れたことは1日もなかった。
ある日、お母さんが泣いていた。
理由は、桃ちゃんは、家族でドライブ中交通事故にあってしまったらしい。
桃ちゃんのお母さんとお父さんは、桃ちゃんをかばって天国にいってしまったらしい。
桃ちゃんは、まもってもらって少しの傷だけですんだらしい。
それから、桃ちゃんは近所の社長さんのむすめになったそうだ。
事故にあって、僕達はお母さんと会いに行った
そして、まず目にはいったのは腕の傷だった。
ぼくは、桃ちゃんと話さずにに帰ってしまった。

その日から、ぼくはすごく後悔した。