嫌いなんです‼︎


ガャガャ…ガャガャ

うるさいな〜せっかく
気持ちよく寝てたのにー
今何時かな?

ガバッ

時計をみると7時だった

もう7時がー妹も部活から
帰ってるし、お母さんもお父さんも
仕事今日早かったんだ

私は部屋から出てその声のする方に向かうとリビングからだったらしく

ドアを開くと知らない夫婦と親が話し込んでいた。
えっ?誰?
私がキョットーンっとしていると母が
「丁度いいときに来たわね」
とニコッと笑って見せた

「はい?」

「こちら田宮さん夫婦よ
昔、お母さんとお父さんと仲が良くて
よく遊びにいったやものよね」

「よく海とか行ったなー」

「そうね懐かしわね」

オイオイあなたたち私忘れてません?

「あらごめん瑠美
ついつい思い出話しに花が咲いちゃって
本題に入るわね」

「本題って⁇」

何をしでかすんだ
私の親は…呆れていると母が

「私たちね明日から一ヶ月旅行しに遊びに行くのだから一ヶ月だけ家開けちゃうから」

んんん⁇なんか一ヶ月旅行とか聞こえた気がするような?

「旅行⁉︎なんでまた急なの⁉︎もちろん
私と瑠璃(妹)も行くんでしょ?」

「んなわけないじゃない。
あなたたちは学校あるでしょ。
でも、瑠璃は友達に頼んだから
あなたは家のこと頼みたいの
一ヶ月だけだからよろしくね」

いやいや一ヶ月は十分長いでしょ

「ほんじゃ一ヶ月
私一人ってわけですか」