「まあこれからよろしくな
おバカな瑠美ちゃん♪…ハハッ
名前もウケる」

トクン…トクン

「////⁉︎ううっうるさいな!てか下の名前でよ呼ばないでくれる!この性悪男!
私はあんたなんかごめんだい!
ただでさえ男子苦手なんだから」

トクンットクンッ

そうだよ…私男子苦手じゃん…
私の心臓おかしくなってる

「はぁ?俺だって女子なんか
嫌いだし目障りだ。
でもお前は女子と言うより犬だ。
だからよろしくしてあげてもいいぞっていったんだよ。勘違いすんな」

バダン

「なんで私犬なのよ!違うしちゃんとした人間だしって言い逃げしやがったな」

もー最悪なんでこんなことになるのよ
運悪すぎ…泣

てかさっきから心臓がおかしい

私もしかして…


病気になったのかな
えーでも、あれでしょ一時的なやつだ
大丈夫大丈夫

はぁー明日から
私どうなっちゃうんだろ…とほほ泣

この時はまだこの胸が鳴っている音の

正体を知らなかった…

知りたくなかった





閉められていた心の鍵が徐々に



開かれていることに…