「 おはょー!」
「…」

あれ?

「みあのちゃん、おはょ〜!」

「ねぇカンナちゃん」

「ん?」

「もう私にチカズカナイデ。」

「…えっ?」

なんで?

「カンナの事嫌いになったの?」

「うん!嫌い!だいっき・ら・い!」

あーぁみあのちゃんにも嫌われちゃ
った。

カ「先生ぇーまた1人になっちゃった」

先「…」

カ「先生?」

先「私に近づかないで。カンナちゃん」

カ「うっひっうぁーん!」

また1人だ。

この子は森 カンナ。
まだ4歳児。ずっとおねぇちゃんと2人で
暮らしてきた女の子。