晴れ渡る空

学校についても私は上の空

「~~~」

みんなの喋り声が何処か遠くに聞こえる

「~~~」

私を呼ぶ声も

なにもかも

あの人を考えるのに必死で

聞こえない。

いや…ただ単に聞こえないふり

なにをするにもあの人のことを考える

「お昼だよ」

友達にそう声をかけられて

もうそんな時間かぁ…と思いながら

「ありがとう…」

と曖昧なお礼をいい屋上へ向かう

朝コンビニで買ったおにぎりを頬張る

「美味しい…」

こんなので美味しいと満足できてしまう私は相当安上がりな女だろう。

食べながら空を見上げる

朝の雨はどこえやら…

「○×学校のね…」

それは、おそらくあの人がいる学校

「青葉君がかっこいいって話」

青葉君…誰だろうか…

「あの人顔は良いかもしれないけどいつも本読んでるから女の子にはきっと興味ないよ」

いつも本…あの人のことだろうか…

「きっと本にしか興味ないよ」

「そうかな…」

人の話を盗み聞きしてしまった罪悪感もあるが

それ以上に

私は今すぐあの人に確かめに行きたかった。