杏を怒らせるとハンパじゃなく怖いのだ 「さっ。さっさと屋上行こっか!」 苦しみ間際に私がそういうと尾崎君も何かを察したようで 「そうだな!早く行かないと連夜が怒鳴ってそうだし。」 と2人で歩き出すと しぶしぶ杏もついてきた。 階段を登りきり私たちは屋上に着いた。 真っ青な空が私を迎え入れてくれるようで気持ちが良かった。