いつもならこのまま学校へ向かう。 でも、今朝のことがあってからどーにも彼女のことが気になって俺の足は自然と河川敷の方へ向いていた。 さすがにもういないだろう。 時間もギリギリだし、彼女は遅刻するようなタイプの子ではないことはわかっている。 それでも、俺は河川敷を目指した。