そこは誰も話をしていない、すっごくしずか。 でも、緊迫した空気が伝わる。 赤坂君がボールを持っていて3ポイントを決めた。 その途端会場が盛り上がる。 得点板をみると 46-48 2点差で負けてる。 そこで3クウォーター終了のホイッスルがなる。 「杏!いっといで!赤坂君ところ! 一発気合いれてきな!」 そういって私は杏の背中をはたく。 「優勝しないと許さないって言ってくる。」 そういって赤坂君の元へ走って行った。