「さぁー帰ろっか。」 そう言い、私の手を取る尾崎君。 「うん。ごめんね。」 「だーからいいってことよ。 ほらっかえるよ。」 私たちは駅まで歩きそこから帰った。 私の家まで送ってくれた尾崎君は本当にジェントルマンだ。 同じ高校生とはおもえないぞ 「ばいばーい。 また明後日ね。」 クラスが違って会うかも分からないのにそういってくれた尾崎君。 その声が耳をくすぐった。 またこうやってあったりしたいな。 そう思った。