私の家から歩き、駅まで向かう。 そこで尾崎君から手渡された切符 お金払うって言ったのにどうしても受け取ってもらえなかった 女子力ならぬ男子力というのだろうか。 数駅先の駅を降りて歩いた。 そこの駅から20分ぐらい歩いたところで私は声をあげた。 「海だ。」 目の前に広がる景色に圧倒される。 夕日が落ちかけていて赤がかった空・その夕日がうつった海 それらは綺麗という言葉を超えていた。