最後の恋。

自分自身の翔への気持ちに気づいたのは、最近だ。

翔の笑顔を見るたび、むずむずというか、ドキドキというか、妙な気持ちになる。

しかし、恋に奥手な私は、アピールどころか、近づくことさえできないでいた。

加奈に励まされ、最近は手をふるくらいはできてきた。

明日からまた頑張ろう!

翔の笑顔で、私の気持ちは満たされていた。