サウンド・ラップトップ

キイイイン!

突然、頭に鋭く響く音がした。

マイクの音。うるさい。

「何、なんなの」

《えー、お昼休み中失礼しまーす。

この学校の放送室は我々

恋に飢えるニッポン男子どもが

占拠いたしましたー、

いえーーーい!

ご安心ください!

必ずや楽しい放送を流すことを

このパーソナリティ、

遠藤が保証いたしまっす!》

突然始まった放送に

みゆきを含めた生徒たちは唖然。

「一体、何しようっての…?」