先輩に恋してもいいですか?

「優姫、またな」

「うん、またねすず」

すずと別れて歩き出したんだけど...

やっぱりこの視線には慣れないなぁ...

「ねぇ....ちょっといい?」

「はい」

また....この状況何回目?

「アンタ、中坂くんの彼女になったの?
....近づくなって言わなかったっけ?」

「すずの彼女です....
だから、先輩達に何を言われても関係ないです」

「なっ....生意気な」

5、6人いるうちの1人が手を振り上げる

「私に....手をあげるとはいい度胸じゃないですか....」

あー、もうめんどくさい

族の娘だよ?教育されてないわけないじゃん

「なに言ってんの?バカじゃないの?
まじうけるんですけど」

「うけんのはお前らの面じゃごら」

「は?だれに口聞いてんの?」

「その言葉そっくり返すわ」

「っ...うざ....ちょっと痛い目みないとわかんないかな?」

「いいですよ?先輩達が手を出すまで
私は手を出しませんけど.....
出したら容赦しないんで」

一発やられたら顔がつぶれるぐらいやってやれ

何かあったらこっちで対処してやる

そのかわり...絶対自分からては出すな

思いっきりぶたれた

私のスイッチが入る

殴ってきた女をグーで殴り返す

「なっ....先輩になにして」

「そっちから手を出してきたことが
問題だと思いますが?教師にこの事ばらしたらあなた方はどうなるんでしょうね?」

「っ....黙ってなさいよ」

先輩達は逃げていった

はぁー....ため息をつく

教育されてたからって

腕なまってるな...

とりあえず教室行こ