先輩に恋してもいいですか?

しんどっ....

これいつまで続くの?

はぁー...

その後もすごかった


休み時間ごとに人に囲まれる

お昼休みが一番ひどかった....

やっと放課後って感じ

すずのとこ、行こう

「優姫、行こう」

「うん」

結衣ちゃんとすずのところに向かうけど

やっぱり、視線が痛い....

「しんどいね、結衣ちゃん」

「でしょ?初めはずっとこんなんよ」

「えぇー?やだ」

「ま、なれね」

「一生無理だ...」

すずの教室にやっとつく

「すず.....」

女の子に囲まれてる....

腕組んでるし...

「湊くんまで
あいつ...鼻の下伸ばしやがって」

「ゆ、結衣ちゃん落ち着いて」

「なんで?私の彼氏なんだよ?
別に独占したっていいじゃん」

昔は重いのがどうだの
言ってたくせに....

「それですずが幸せならいい」

「優姫.....
もう、今日は2人で帰ろ!
ノロケた奴はほっとけ!」

結衣ちゃんに腕を捕まれつれていかれる

私はすずと帰りたいー

そのとき逆の腕が引っ張られた

「こいつは俺のんだから」

「すず」

「女好きは黙ってて」

「俺は湊じゃねーよ」

「女子に囲まれてるんだから
一緒じゃない」

「それは勝手に....」

喧嘩してるし....

佐藤先輩も苦笑いじゃん

........

うるさい....

「優姫、どっちと帰るの?
私よね?長年の付き合いだもんね」

「彼氏の俺だよな?」

「................
どっちとも帰らない
佐藤先輩と帰る!」

「え?なんで?より女好きを...」

「お前は俺より湊派なのか?」

「佐藤先輩、行こ」

私は佐藤先輩の腕を取って走り出す

「ちょ....うさぎちゃん」


すずと結衣ちゃんのバカ