「凉姫、まってー」
「こけるぞー」
「こけなっ」
遅かった
「言ったとおりだろ?
だから走るなって言ってるのに」
「でも走らないと追いつけないじゃん」
「いくらでもまってやるから
歩いてこいよ?」
「うん」
いつも凉姫はやさしいね
私が弱いからだね
もう少し強くならないと
じゃないと本当に
凉姫に置いていかれちゃうもんね....
「優姫、行くぞ
遅刻するじゃねーか」
「今いく」
「走んなって.....ほら、こけた」
私はこけるのが日常で...
その度に凉姫は立たせてくれる
実はね...凉姫って呼ぶのも
まだ慣れてないんだ....
年上を呼び捨てにするのは
私にはハードル高いよ
「こけるぞー」
「こけなっ」
遅かった
「言ったとおりだろ?
だから走るなって言ってるのに」
「でも走らないと追いつけないじゃん」
「いくらでもまってやるから
歩いてこいよ?」
「うん」
いつも凉姫はやさしいね
私が弱いからだね
もう少し強くならないと
じゃないと本当に
凉姫に置いていかれちゃうもんね....
「優姫、行くぞ
遅刻するじゃねーか」
「今いく」
「走んなって.....ほら、こけた」
私はこけるのが日常で...
その度に凉姫は立たせてくれる
実はね...凉姫って呼ぶのも
まだ慣れてないんだ....
年上を呼び捨てにするのは
私にはハードル高いよ