コンコンコン

ドアをノックする

返事はなかった

「湊......入っていいか?」

カチっと鍵が開けられた

湊はベットの前で顔をふせて座っていた

俺はテーブルの前に座る

「...............湊、ごめん
俺はお前が辛いときに傍にいてやれなかった.....ましてや、したくない話まで....」

「凉姫は悪くない.....
黙ってたのは俺だ」

「いや.....ごめん、本当にごめん.....」

「もう、大丈夫だから.....
葬式とかいろいろやるから休みは多いけど....大丈夫だから............
しばらく、来んな....」

「いや、また来る....
今日は帰るわ......湊、本当にごめんな」

湊はなにも言わなかった

そこからだ俺が変わったのは.....