──え…?





一瞬のうちに、




あたしは暖かいものに包まれてた。





俊に…、抱きしめられてる…





それに気づくのに数秒かかった





どうしよう…!




こんなのはじめてでパニックになる





─ガラッ



保健室のドアがあいた