──キーンコーンカーンコーン─… あっチャイムだ。 まだもう少しここにいたいなー…なんて。 「じゃあ…あたし、いくね」 「うんまたね!暇だったらまたきなよ♪」 新井くんが手を振ってくれる。 あいかわらず無言の松田くんは、 オレンジジュースを一気飲みしてた。